こんにちは、shiho★です(^。^)
今日のテーマは
片付けられる子供に育ってほしい!片付けられない親からの影響はいかに
現在子育て中もしくは出産を控えた方で自身が片付けられない方
【自分は片付けられないけど💦せめて子供は片付けられる大人になってほしい。】
これは親からの切実な思いです。
そもそも子育てにおいて、子供に片付けの教育をさせる親は一体どのくらいいるのでしょうか?
日本人に片付けられない人が多いと言われるのは、「幼少期に片付けに関して誰からも教えてもらっていないから」なのですが
そもそも片付け自体、昔はする必要がなかったので(世間に出回るモノの絶対量が少ない)
教えられてこなかったのはごく普通のこと。
決して、片付けができないことに劣等感を抱く必要はありません。
片付け能力は遺伝するのか?
遺伝子レベルで片付け能力は継承されるのかについてですが、これはNOです。
重要なのは遺伝子ではなく、「育った環境」
生まれたての赤ちゃんというのは将来片付けられる人間にもなれるし片付けられない人間にもなれる完全ピュアな状態です👶
何でも吸収できる状態の時に、親がどういう生活を送っているのか・どう教育をするのかが運命の分かれ道になります。
親に片付けスキルがなくても子供は片付けられる大人になれる!
みなさま、安心してください。
いくら育った環境がゴミ屋敷クラスのお家でも、子供が片付けられる大人になる事はできます。
これは親の影響ではありません。自身の気持ち次第です。
ゴミ屋敷で育ち、片付けのノウハウも教えてもらえない環境で育てば、普通に考えれば片付けられない大人になりますね。
しかし、本人の身にその生活ぶりに危機感を持つ出来事があり、何とかして生活スタイルを改善しようと勉強すれば、いくらでも克服できますし、その道のプロになることもできます。
先ほど片付けスキルは遺伝子レベルでは関係ないとお話ししましたね。
このように片付けは「技術」なので、何歳になってからでも習得する事は可能。
どんな環境で育っても、結局は子供次第で何とでもなります。親がそこまで心配することでもないと言えばないのです。
片付けは教えた方がいいの?
いくら片付けスキルは後付けで習得できるとしても、子供の頃からできていた方が子供の人生にプラスになるのではないか?
そう思う方もいるかもしれません。
ここで私自身の体験談を少しお話しします。
shiho★の実話ストーリー
私は今でこそお片付けの仕事をやらせていただいていますが、幼少期に片付けについて教えてもらっ記憶は一切ありません。
完全に親の見よう見まねで育ちました。
私の親はどうだったかと言えば、
表面上は小ぎれいにしていますが、押入れやタンスを開けると何かしらぎっしり詰まっていて今思えば明らかに要らないものが沢山ありました。
親はれっきとした【捨てられないタイプ】で、良いものは長く使えるからとっておくし、安いものも好きで沢山買ってきて家に溢れています。
私自身はそんな環境で育ったので、片付けなさいと言われれば「押し込む」のが普通。
とりあえず表面を綺麗にすることが片付けだと思って育ちました。
片付け=押し込む。でも、なぜだか、モノへの執着はありませんでした。
明らかに部屋が汚くなってきたら、迷いなくどんどん捨てられます。
これは完全に私の性格です。
無駄なものが嫌いな性格は、どう考えても捨てられない親の影響とは考えにくいです。
その後片付けが得意になったのはちゃんとこの仕事をしようと決意し本を読んだり実践して学んでからです。
例え幼少期にお片付けについて学んだとしても、それを生かすか生かさないかは子供次第であり親の出る幕ではありません。
私は特別親から片付けについて学んできませんでしたが、今は本当に必要なモノしか身の回りに置かないプチミニマリスト的な生活を送っています。
子供の頃に片付けを教える事は、脳の成長には影響を与えます。
物事を順序立てて考える力・礼儀・マナー・ルール
ここら辺は習得できるので、他の分野にも活かせそうです。
禁句ワード「片付けなさい!」
子供に対して無意識に「片付けなさい!」と怒っていませんか?
あなたが片付けをする時、とりあえず押入れにモノを突っ込むのと同じように、子供は片付けの具体的なやり方を明示してもらわなければあなたと同じ行動をとります。
もしあなた自身がお片付けスキルに不安を抱いているのならば、本を買って子供と一緒に片付けのやり方を覚える。など、片付けを楽しく行う方法はいくらでもあります。
まとめ
子供に片付けられる大人になって欲しいと思うのは親として当然の心理です。
確かに育った環境によって、片付けスキルが身につくかどうかは変わってきますが、実際親があれこれ手を焼かなくても、スキルに関しては子供が成長していくどこかの過程で必要になれば自分で勉強します。
そこまで不安に思わなくて大丈夫。
そして、私の実話でお話したように得意不得意かは少なからず生まれ持った性格も関与していることをお忘れなく。
どんな環境で育っても、どんな人生にするかは結局本人が選びます。
コメント