本が捨てられない時の心理5選と、捨てられる思考へチェンジする方法

断捨離・片付け・掃除
  • 本が好きで、捨てるのに抵抗がある
  • いつも本だけは捨てられない
  • なぜ、本が捨てられないのか
  • 本を手放して、スッキリした暮らしがしたい

今日はこのような方に向けて記事を書きました。

 

私は、普段リアルやオンラインで整理収納のお手伝いをする仕事をしています。

6年ほどこの業界で働いていて、これまで700件以上の片付けサポートをしてきました。

 

そして、プライベートでは大の本好き。

1ヶ月に多い時で10冊ほど読んでいます。

 

今日は仕事やプライベートでの経験を通して、本が捨てられない方の心理面を紐解いていきたいと思います。

 

↓断捨離している時の風景

 

スポンサーリンク

本が捨てられない時の心理5選

 

結論からお伝えします。

 

本が捨てられない理由・心理は5つあります。

  1. また読むかもしれない
  2. 本に限らず、捨てる事自体に抵抗がある
  3. コレクション化している
  4. 手に入れるのが大変だった
  5. まだ読んでいない

 

詳しくみていきましょう。

 

①また読むかもしれない

本が捨てられない理由のほとんどは、この

『また読むかもしれない』です。

 

一度読んで面白かった、ためになった本というのは捨てるのに抵抗が出ます。

 

私自身も昔読んで感銘を受けた本ほど手放しづらい傾向があるのですが

振り返ってみると、ためになった本を残していても

 

1年以上開かなかったら、その後も開かない確率の方が高いことに気づきました。

(もし開いたとしても、初めて読んだ時ほどの感動がなくなっている)

特に私の場合は実用書や自己啓発書を読むのが好きですが

初めて読んだ時にためになった本は

読んだ時にたまたま響いた内容であっただけで、『今』の自分にとって必要な内容とは限らない

 

ということ。

響く内容は日に日に変わっていきます。

 

今の自分にとってヒットする本だけを本棚に残しておけば、必然と本の数は減っていきます♩

 

②本に限らず、捨てる事自体に抵抗がある

本が捨てられなくてお悩みの方の中には、そもそも捨てること全般に抵抗がある方もいらっしゃいます。

  • モノを捨てると心が痛む
  • 捨てるという言葉自体が苦手
  • バチが当たりそう

 

でも捨てることは、

幸せになるための一つの手段

と考えてみたらいかがでしょうか?

 

『捨てる』という言葉だけにフォーカスすると、人によっては『悪』と捉えてしまいますが

もし、スッキリとした暮らしが理想だとすれば

幸せに暮らすための手段で、

一気に『善』になります。

 

③コレクション化している

もしかしたら、このコレクション化しているパターンが一番厄介かもしれません^^;

 

本自体に思い入れがあるというよりは

集めたことに意味を見出しています。

捨てられないのは、集めた努力が水の泡になってしまうから。

 

この場合も、考えていただきたいのは

『本当はどうしたいのか?』です。

 

私は、大切なものを無理に捨てる必要はないと思っています。

もし仮に

沢山ありすぎて困っている

生活に支障をきたしているレベル

の場合は

一度、本気で向き合う必要があるでしょう。

 

これまで接したお客様の中には、頑張って集めた漫画でも

電子書籍で見れるものは捨てるor売る選択をしている方が一定数いました。

レアで、もう二度と手に入らない本以外は、電子化できないか?考えてみるのも一つの手です。

 

>>Kindle Unlimitedの無料体験はこちらから

 

④手に入れるのが大変だった、高かった

本に限らず、どんなものも手に入れるのに苦労したものは捨てるのに抵抗があります。

 

この時も、本音ではどう思っているのかを意識すると良いでしょう。

本当に捨てたいと思っているのか?

 

私は手に入れるのに苦労したモノを捨てるかどうかで悩んでいる方に対しては、

無理に捨てる必要はないですよとお伝えしています。

 

むしろ、それ以外のどうでも良いものから捨てていくことをおすすめします。

他を手につけているうちに、考え方が変わって

やっぱりいらないかもと、思えることも多々あります。

 

 

⑤まだ最後まで読んでいない

  • まだ、最後まで読んでいない
  • 一ページも読んでいない

このような本も捨てられないケースが多いです。

 

理由は①同様、『今後、読むかもしれないから』

 

本は最後まで読めればベストですが

途中で挫折することはどんな人にも経験があると思います。

 

もしかしたら潜在的に

「本は最後まで読まなきゃいけない」と思っているかもしれません。

実用書、自己啓発書で言えば

本を読んで、一つでも何か学びがあれば、最後まで読めなくても私はよしとしています。

 

逆に、少し読んだけどなんの変化も得られなかった場合も視点を変えれば学びは必ずあります。

  • もうこの分野は自分には必要ないのかもしれない
  • この著者の本はしっくりこない
  • 文字が多い本は読めない

↑このようなことがわかれば

 

学びとして、次に活かせます。

それに、

『まだ読んでいない本』が溜まっていくと

自分は一冊の本を最後まで読むこともできないダメ人間なんだ

と、自己否定につながる可能性もあるので

一旦リセットの意味で中身を見ずに全部捨ててしまうのも手です。

 

 

まとめ

【本が捨てられない心理】について、5つのパターンをもとに紹介していきました。

①また読むかもしれない

②本に限らず、捨てる事自体に抵抗がある

③コレクション化している

④手に入れるのが大変だったor 高かった

⑤まだ読んでいない

ご自身に当てはまるケースはありましたか?

 

最後に一つお伝えするとすれば

捨てることを目的にはしないでほしいということ。

なんのために捨てるのか?

  • 住みやすい家にするため
  • 過去の自分と訣別するため

真の目的が発見できれば、捨てることへの抵抗が今より和らぐかもしれません^^

タイトルとURLをコピーしました