- このままでいいのかな
- 何かやりたいけど、何をしたいのか分からない
30代、周りからは何の問題もなく見えているんだろうけど、心のどこかが満たされない。
SNSではキラキラした同世代が楽しそうにしていて、自分だけが取り残されたような気分になることってありませんか?
私もまさにその一人でした。
一時期は夢中になれることもあったのに、気づけば何もやりたいことがなくなって、毎日がブルー。
周りと比べて焦ったり、自分を責めてばかりいました。
でも、そんな私がたった3ヶ月で「これが私のやりたいことかも」と思えるものに出会い、今は毎日ワクワクしながら生きることができています。
この記事では、
- やりたいことがない理由の正体
- 何をすればそこから抜け出せるのか
を、自身の経験をもとに解説していきます。
読み終わる頃には
- 焦らなくていいかも
- ちょっとこれやってみようかな
と思えるヒントがきっと見つかるはずです。
目次
30代「やりたいことがない」と感じやすくなる5つの理由
やりたいことがないと感じるのには、実はちゃんとした理由があります。
特に30代は人生の選択や変化が重なりやすく、
心の余裕がなくなり、自分の本音が見えづらくなってしまいます。
ここでは【なぜ30代になるとやりたいことが分からなくなるか】を紐解いていきます。
1. SNSで周囲と比べてしまい、劣等感を抱きやすいから
30代は、結婚・出産・キャリアアップなど人生の選択肢が分かれ始めます。
ネットの向こうにいる友達が夢を叶えていたり、幸せそうな暮らしをしていたりする姿が垣間見えてしまい、それに比べ「自分は何もできていない」と感じてしまうことも。
比較するたびに自信をなくし、やりたいことに挑戦する意欲も失われていきます。
2. このままでいいのかという”将来への焦り”があるから
- 気づいたら30代。もう若くない…
- 何か成し遂げないと手遅れになるかも
そんな焦りが、心の余裕をも奪ってしまいます。
焦って何かを見つけようとするほど、空回りしてしまい、何もやりたいことが見つからない…という感覚に陥りやすくなります。
3. 自分を責めるクセがついているから
- 私には才能がない
- あの時ああしていれば
と、過去の選択を悔やんだり、今の自分を否定してしまったり…。
こうした自己否定の思考が続くと、心のエネルギーがどんどん消耗して、本当はやってみたいことがあっても諦めるようになってしまいます。
4. やりたくないことに時間とエネルギーを使っているから
- 嫌だけど断れない
- 本当はやめたいけど、迷惑かかるし
そんな風に、自分の本音を押し殺して日々を過ごしていることって誰にでもありますよね。
でも、やりたくないことを続けることは、心すり減る原因になります。
空いた時間があっても、やりたいことを考える気力すら湧かなくなってしまうのです。
5. 単純に、疲れているから
仕事や人間関係、家のこと…。
30代は本当に忙しく、知らず知らずのうちに疲れが溜まっています。
心と体のエネルギーが枯れているときは、無理にやりたいことを探してもなかなか見つからず焦りだけが溜まっていきます。
こういう時は意外と、”休むこと”が一番やりたいことなのかもしれません。
やりたいことがない時にやるべき3つのこと
やりたいことがないと感じている時は、何かを見つけようと無理に頑張るよりも、まずは心と環境を整えることが大切です。
ここでは、自身の経験から”やりたいことがない時期”に効果的だった3つの行動をご紹介します。
1. やりたくないことを勇気を出して”やめる”
まずは、やりたくないと思っていることを手放すこと。
私の場合、義務感で続けていたSNS発信・疲れる人付き合い・グループLINEの返信・お金を稼ぐために詰め込んでいた仕事を一旦全てやめました。
最初は周りにどう思われるか怖かったけど、やってみたら意外と何も起きなくて平気でした。
2. 同じ状況の人の体験談や本を読む
共感できる言葉に触れた時の安心感ほど、心強いものはありません。
当時はよく図書館や本屋の心理学コーナーやエッセイコーナーに行って、同じような境遇の人が書いた本を手に取り考え方のヒントを得ていました。
気分が落ち込んでいた時に読んで救われた本↓
他人と比較する生き方がばかばかしく思えました。
3. 「意味があるか」より「ちょっとやってみたいか」で動く
なんか気になる!という気持ちが湧いたら無視しないこと。
例えば私の場合、
なんとなく気になったYouTubeの動画
↓
紹介されていた本を読む
↓
ブログを書いてみる
と芋づる式に行動が広がっていきました。
やりたいことを見つけた時のリアルな体験談
やりたいことがないと感じていたとき、当時はただただ気持ちが沈んでいました。
そんな中で最初にやったことはやりたくないことを全てやめること。
SNSの発信や疲れる人付き合い、無理に詰め込んでいた仕事…それまで頑張っていたけれど心が疲れていたものを手放しました。
最初は「こんなことして大丈夫かな」と不安もありましたが…

1日のうちに食べる・寝るぐらいしかしてなくて、人間失格じゃんと思っていました(笑)
でも不思議なことに、やめてみても何も恐れていたことは起きなかったんです。
むしろ、心がどんどん軽くなっていき、少ないながらも今あるもの(お金・時間・健康・身の回りのモノ・人間関係など)に感謝できるようになってきました。
意外と大丈夫!無理に働かなくても生活できる!
と確信してからは、引き続き仕事をセーブして週3日は必ず休むようにしました。
お金もなかったので図書館に行ったり、気になるYouTubeを見たりしてのんびり過ごす日々。
そんな中、たまたま図書館で手にとった本がきっかけで、急遽旅に出たくなり、関東から関西への旅計画を立てたことがありました。
そんな風に、直感に任せて日々を過ごしていたある日。
何気なく見ていたYouTubeの中で「ブログ」という言葉が妙に引っ掛かりました。
ブログは一時期熱心に書いていた時期もあったけど、他のことに気が向いてからはずっと放置していたのですが、この時もう一度チャレンジしてみようかな?という気持ちになりすぐに、ひと記事書いてみました。
そしたら意外とハマってしまいまして…
今ではブログが私の一つの趣味になり、暇さえあれば執筆しています。
毎日楽しくて仕方ありません。
何か特別な才能があったわけではなく、無理矢理やりたいことを探したわけでもなく
ただ「やりたくないことをやめた」ことが私にとっての転機になりました。
やりたいことは”探す”より”現れる”ものだった
やりたいことがないと悩むと、多くの人は何かを”探そう”とします。
でも実は、やりたいことは頭で探しても見つかりにくく、むしろ心のスペースが空いた時にふと現れるもの。
ここでは、やりたいことが自然と見えてくるために必要な【余白】と【心の感度】についてお話しします。
「やりたくないことをやめた空白」がチャンスを呼ぶ
私がやりたいことに出会えた一番のきっかけは”空白”でした。
無理して何かを続けるよりも、手放してできた余白が、直感やヒントを呼び込んでくれたんです。
直感に従うと驚くほど道が開ける
考える前に、直感で少しだけ動いてみる。
理屈では説明できなくても、なんとなく気になるものには、今の自分に必要なメッセージが隠れていることがあります。

直感を信じて動いてみると、それまで見えなかった世界や可能性が開けてくることも!
最初はできる範囲の小さな選択からでOK。
焦りが消えた時、本当の私が見えてくる
やりたいことを探し回っていた時ほど、一番大切な”私らしさ”が見えなくなっていました。
何かしなきゃと焦るほど、思考は空回りし、余計に自分がわからなくなっていきます。
でも、一旦その焦りを手放して静かに過ごしてみたとき、自分の心が本当に求めているものに気づいてきました。
まとめ。やりたいことがないのは、人生の転機が近づいているサイン
やりたいことがない時期は、自分を責めてしまいがちですが、それは決してマイナスな状態ではありません。
何もないように感じるその空白こそが、新しい人生が始まる前の準備期間なのです。
焦らず、自分の状態を受け入れてみてください。
そして、少しでも、気になる!やってみたい!と感じることがあれば、深く考えずに一歩だけ踏み出してみましょう。
